在宅介護の悩み事、相談事例とその解決策

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在宅介護の悩み事、相談事例とその解決策


丁寧に接しても文句を言われてしまう

在宅介護の悩み事、相談事例1
82歳のほとんど寝たきりの義母を介護しています。
食事や洗濯など、身の回りの世話のほとんどを私がやっていますが、よかれと思ってすることに文句ばかり言ってきます。

義母の歯のことを考えて作ったやわらかく煮込んだ食事は「まずい」と言うし、家族と同じものを出しても「かたくて食べられない」と言います。

トイレの手伝いをしようとしても「自分でできる」と言うのですが、間に合わないことが多く、結局わたしが後片付けをすることになります。
こちらがどんなに丁寧、親身に接しても不満をいうばかりで、精神的につらいです。

解決策
介護される人の欲求を100パーセント満たすことはむずかしいですが、ちょっとした工夫で満足度上げることはできます。

たとえば、食事のことなら、食べたいものを聞いたり、「今日は荷物と焼き物どちらがいいですか?」と選んでもらうことで、満足感につながります。

排泄に関しても、「トイレをすませてからゆっくりお茶にしましょうね」などと、プライドを傷つけないように、食事やお茶といった楽しいことの前に誘導するといいでしょう。


自分でできることでもしてくれない

在宅介護の悩み事、相談事例2
義父を自宅で介護しています。
義父はもともと人に世話をされることが嫌いでしたが、ケガをして介護生活になってからは家族に甘えてばかりいて、自分でできることもしようとしません。
たとえば、食事では、自分でスプーンをもてるはずなのに、口まで運んであげないと食べようとしません
また、医者からはリハビリをすすめられているのに、受ける気もないようです。
このような状態が続くと寝たきりになってしまうのではないかと不安です。

解決策
そこまで性格が変わるのは、認知症の疑いがあります。
あるいは、骨折した部分にまだ痛みが残っているのかもしれません。
甘えていると決めつけず、まずは担当の医師に相談しましょう。
りはびりに関しても、いちど医師に相談することをおすすめします。
温泉療法など、楽しんでできるものもあるのでそういったものから試していくのもいいでしょう。


物を盗まれた!と騒ぐ

在宅介護の悩み事、相談事例3
85歳の義母は、半年前に認知症の初期症状と診断されました。
現在は通院治療をしながら自宅で介護しています。

その義母が、最近「お金を盗まれた」「物がなくなった」などと騒ぐようになりました。
最後には「あんたが盗んだ!」と言われます。

認知症の症状ではよくあることだと聞いていたので、受け流すようにはしていたのですが、一日に何度も言われると私もイライラして言い返してしまいます。
どうすれば、盗んでいないと理解してもらえるでしょうか

解決策
認知症の人にたいしてなにかを説得したり、説明するのは難しいことです。
まずは「認知症とはこういうもの」と受け入れるところから始めましょう。

そのうえで、お義母さんと離れる時間をつくるようにしてください。
ホームヘルパーを頼んだり、デイサービスを利用するとよいでしょう。
ずっと一緒にいて何度も同じことを言われれば、イライラしてしまうのは当然です。
少し距離をおけば、心にも余裕が生まれてきて、またお義母さんに優しく対応できるようになります。

初めは、介護サービスをいやがるかもしれませんが、時間がたてば慣れてくるものです。
すぐにあきらめずに、少なくとも3ヶ月は続けてみてください。


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