調理師になるためには、調理師免許を取得するにはどうすればいいか解説

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調理師になるためには、調理師免許を取得するにはどうすればいいか解説


調理師になるためには、調理師免許を取得する必要があるのですが、その方法は2通りあります。
調理師養成施設を卒業するか、2年以上の実務経験を積んで、調理師試験を受けて合格する方法です。


養成施設を卒業して調理師になる

養成施設を卒業する方法では、厚生労働大臣の指定する調理師養成施設で1年以上、必要な知識や技能を学び、卒業後に申請すれば調理師免許が取得できます。
調理師試験を受ける必要はありません。

養成施設は、専修学校専門課程を置く専修学校を除き、中学校を卒業した人なら誰でも入学することができます。
一定の期間と費用がかかりますが、真面目に通い卒業すれば確実に調理師になることができます。

調理師養成施設は、専門学校、短期大学、調理師課程を含む高等学校などさまざまです。

養成施設の中でも一般的なのは「○○調理師専門学校」といった名前で知られる専門学校です。

専門学校への入学資格は、高等学校卒業か同等以上の学力を有する者と定めている学校がほとんどです。

専門学校では、昼間1年制、昼間2年制の2つのコースに加え、夜間1.5年制というコースを設けている学校もあります。
修業年限は1年以上と定められており、これはプロの調理師として必要な知識や技能を学ぶには1年以上必要と考えられるからです。

1年制の授業時間数は、8必修科目870時間以上、選択必修科目90時間以上と決められています。
夜間1.5年制は、夜間にできる授業時間の関係から1年分を1年6ヶ月かけて学びます。

夜間は社会人や大学生のダブルスクールとしても利用されています。

昼間2年制は、高度な調理技術や多様化した調理業務に対応できるスペシャリストを養成することを目的としています。

授業時間も約1800時間と1年制の倍程度に増えます。
1年制で学ぶ学科科目に加え、外国語、経営学、サービス論などから興味のある科目を選択し、幅広い知識を学びます。


調理師試験に合格して調理師になる

調理師試験で資格を取得する方法では、試験を受けるために調理に関する実務試験を2年以上積み、試験に合格し申請すれば免許を取得できます。

ですから、中学校や高校、大学を卒業し、調理師になりたいと思ったら、養成施設に入学するか、2年間以上調理の仕事をして試験を受け、合格すれば、調理師になることができます。

いったん、社会人として別の仕事についていても、方法は同じです。

試験を受けるには、まず受験資格として、学歴と実務経験が必要です。

学歴については、「高校入学資格、あるいはそれと同等の資格があると認められた者」とされているので、中学を卒業していれば認められます。

実務経験については、「厚生労働省令で定められた施設で、2年以上調理業務に従事した経験のある者」となっています。
定められた施設で働いていても調理業務として認められない業務もあるので注意が必要です。

実務経験に認められない例としては、

・会計、ボーイ、ウエイトレスなど、直接調理の実務に従事していない場合

・調理実習指導に従事している

・栄養士、保育士、看護師として従事している

・食品開発業務として従事している

・主にケーキ、デザート類およびパン製造の業務に従事している

・菓子製造業の許可のみあるいは喫茶店営業の許可のみを受けた営業施設で従事している

・高校在学期間中

などがありますので注意が必要です。

調理師試験は、都道府県が実施します。
試験の時期や回数、試験時間などは各都道府県で異なる場合があります。

試験は、各都道府県で毎年1回以上行われています。
東京都やほとんどの県では年一回です。

試験回数、試験地、試験日程など、毎年変わる可能性がありますので、自分が受験しようとする都道府県庁の担当部門あるいは保健所などに必ず問い合わせてください。
また、都道府県庁のホームページなどで試験の公示や情報などを確認しておきましょう。

調理師試験に合格したら、都道府県に免許取得の申請を行います。
申請し、調理師名簿に登録されてはじめて調理師免許が与えられるのです。


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