記憶が定着する睡眠時間とは

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記憶が定着する睡眠時間とは


睡眠中は潜在意識が無防備な状態です。

このときに、脳の中で覚えたものが無意識で繰り返されて、記憶が定着していくのです。

よく、睡眠中にヘッドホンをつけて、CDを聴いたりする睡眠学習法がとりあげられることもありますが、それとはまた別物です。

ただ、普通に寝るだけです。
寝ている間に、短期記憶は長期記憶として定着していくのです。

脳神経の間にあるものをシナプスといいます。
睡眠時には、このシナプス結合が起こりやすく、記憶の整理が行われるのです。

「一夜漬けで暗記をしてもすぐに忘れてしまう」という経験をした人も多いと思いますが、それは、「寝なかったから」「徹夜をしたから」と考えられます。


では、毎日の睡眠時間は何時間がベストなのでしょうか?

睡眠が短すぎると、結局昼寝をしたくなってしまったり、翌日元気が出なかったりしました。

8時間以上の睡眠だと、逆に、起きた直後にボーっとしてしまうことも多いと思います。

そのため、個人差はありますが、睡眠時間は7時間~7時間30分程度がベストだと考えられます。

また、他の睡眠時間の人に比べて、睡眠時間が7時間前後の方の死亡率がもっとも低いというデータがあります。
糖尿病や高血圧になるリスクも、7時間前後の睡眠の人が一番低いというデータもあり、健康的にもベストな睡眠時間であることがわかります。

では、何時に寝て何時に起きるのがベストかというと、それは「夜10時ごろに寝て、朝5時30分ごろに起きる」のがいいと考えられます。

理由としては、成長ホルモンが一番分泌されるのが、夜の10時から午前2時までの4時間だからです。
ここが成長ホルモンのゴールデンタイムなので、せっかくですから、この時間は寝て過ごしましょう。

成長ホルモンは、寝てから30分後に活発化されるとも言われていますので、それを考えれば夜の9時30分に寝て、朝5時に起きるというのもいいでしょう。

ですが、あまりはやく寝すぎると寝つきが悪いという人もいると思うので、人によっては調整が必要でしょう。


また、睡眠の質によっても最適な睡眠時間は違ってくるため、個人差があるともいえます。

そして、寝ている間に、短期記憶が長期記憶に定着するということは、暗記ものをするのに一番いい時間は、「寝る直前の90分」といえます。

あとは、セロトニンという脳内物質が、短期記憶を長期記憶に落とし込むための役割を果たしていると言われています。

このセロトニンは、朝起きた直後に分泌が活発になりますので、朝は復習の時間にはもってこいなのです。
起きた直後の90分に前日暗記したものを復習するというのが、とても効果的です。

寝る直前に暗記したものが、寝ている間の、潜在意識が無防備な状態で、頭の中で繰り返されていきます。

そして、起きた直後のセロトニンが分泌されている状態で、それをもう一度復習するのです。
注意点としては、朝の時間に新しいものを暗記しようとしないことです。
そうではなく、あくまで前日や、それ以前の復讐の時間に充てるということがポイントです。

また、食べ物としては、朝にバナナを食べるのもおすすめです。
バナナは、セロトニンをつくる物質であるトリプトファンや、その合成を手助けするビタミンB6も含まれているからです。

日中に食べると記憶にいい食べ物はチョコレートです。
なぜなら、チョコレートには、記憶力・集中力を高めるテオプロミンという物質が含まれているからです。

また、脳に糖分を送ることができますので、脳の疲れを取ることもできます。


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